2009年01月17日

北京日記の続き

【8/8 現場の様子編】

毎日曇ってます。

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うわさには聞いていましたが、ほんとに青空が見えません。朝から晩まで空はどんよりしていて、だいたい霞がかかっています。ひどいときにはすぐ近くのビルもかすんで見えにくくなります。下見の人の話ではオリンピックで国が工場の操業を全面的にストップしているので、これでも春頃よりは大気の状態が良いそうです。ただあまりにかすんでいる時は、マスクをして外出する人も少なくありません(もちろん現地の人でマスクをしている人などいません)。

オリンピックのメイン会場あたりは元々何にもないところらしく、飲食店もお土産屋さんもおおよそ歩ける距離にはありません。特に今回はハイビジョンということもあって、セッティングに色々と問題が出てなかなかスムースに仕事が出来る状態にならず、少し時間が空いているのに行くところもすることも無い、という事がよくありました。2時間空いたところで出掛けることも出来ないような距離なので、現場からは建物が見えているIBCビルやMPCビルで時間をつぶしたりしていました。

IBC(International Broadcast Center)というのは、各国の放送局、ホスト放送機関がオフィスを構えているところです。ここに色々な映像が集まって各国に伝送されます。ちなみに僕らはホスト放送機関(BOB:Beijing Olympic Broadcasting Co. Ltd.)の所属になります。Beijingは北京のことです。MPC(Main Press Center)は、新聞社や通信社がオフィスを構えるところで、記者会見のほとんどがここでおこなわれます。この両ビルは、開会式がおこなわれる「国家体育場(鳥の巣)」などがあるオリンピックの中心部近くに建っています。僕らがいる体操競技の中継現場もこのブロックにあるので時間つぶしに使うのですが、けっこう離れて建っているので歩いて往復するととても疲れます。

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IBCやMPCでは24時間たくさんの人が働いているので、中に飲食できる場所が多く作られています。MPCにはマクドナルドとマックカフェもあります。さすがにマクドナルドの店員のスマイルは北京でもすごいです。もちろん0元ですが、3〜4元くらいの価値はあるんじゃないかとみんなで話しています(笑)。ちなみにマックのハンバーガーは11元(約200円)ほど、コーヒーは8元です。

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オリンピック関連施設ではかなりの人数の北京の若者が働いています。ちゃんと教育されているので礼儀正しく、いつも笑顔で挨拶してくれます。これが作りものの笑顔かというとそうでもなく、先のピンポン故障のときみたいにホントに笑顔な人のほうが多く感じます(←それは笑われただけ)。毎朝の荷物検査ではお互いに日本語と中国語を逆に挨拶したり、冗談もできるようになってきてなかなかに楽しいです。おととい初めて街中に出たのですが、さすがにすれ違う人は(ユニフォームを着ているせいもあって)ジロジロと見ますが、お店の店員さんなど直接話してみるととても親切に応対してくれます。筆談はかなり通じるので、いまのところものすごく困る事もないです。

今日他のスタッフと話していて気づいたのは、北京の女の子は視線にすごく敏感なこと。ちょっと見るとすぐに視線が合うのです。近くでならわかるのですが、かなり距離が離れている子が急にこっちを向いたりするのでびっくりします。最初は気のせいかと思っていたのですが、他の人も同じように感じていたらしくとても不思議です。あと若い女の子は極端に太った人が少ないです。どちらかというと足の形がきれいでスラッと長い、スタイルのいい人が多い感じです。あ、いや、そんなの見てるから視線が合うんだ、というわけじゃないんですよ。ホントに。それにくらべると男はちょっとあか抜けないというか、なんとなく昭和の雰囲気がします。それも僕らよりもっと上の世代が若い頃のような。たぶん服装と髪型のせいだと思います。

そんな周辺で働く人に比べると、一般の人のマナーは悪いです。特にゴミ。ぼくがメイン会場周辺ではぐれた時に、大勢の人たちがテント式のファーストフード店で食事していたのですが、食べたあとの容器をほとんどの人が足下にポイ捨て。食事するのに足下ゴミだらけで平気で食べているんです。あの光景にはほんとにびっくりしました。もちろん会場周辺ですから、ゴミ箱はいたることろに設置されています。でもポイ捨て。今日入った食堂も床にたばこの吸い殻が散乱していました。灰皿はちゃんと出してくれるのに。ありえないことに「店内禁煙」て貼ってあったんですが(笑)
posted by HASEISH at 04:01| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月02日

謹賀新年

気がつけば半年も更新していませんでした。

北京前からですね。無事に帰ってきましたが、力が抜けてしまってブログも放りっぱなしでした。mixiには現地からずっとレポートまがいのものをアップロードしていたので、その時の日記をこっちに移しておこうと思います。

まずは初日から・・・


【8/5北京からこんばんは】
無事に北京に着いて、今日は初日の仕事が終わり、ホテルに戻ってきました。

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なんにもないです。
周りには高速道路?しかありません。

昨日は朝11時に出て、部屋に入れたのは午前2時(日本時間)でした。
成田を午後6時45分の飛行機で出発したのですが、宿に入るまでになんやらかんやらあって遅くなってしまったのでした。

部屋はなんとツインでめちゃ広いです。
バストイレは別にして6畳二間よりも広い感じの部屋にベッドがふたつ、大型液晶テレビ、もの書き用の机、一人用のソファー。はっきり言ってもてあましてます。

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今日は初日ということで、現場の下見やセッティングをしていました。早めに終わったのでホテルで食事せずに、どこかでご飯を食べて帰ろうとしてのですが、あの「鳥の巣」の前であふれるほどの観光客(ほとんど中国人)に巻き込まれ、みんなとはぐれてしまいました。

はぐれたので一人でちょっと高い夕食をと思ったのですが、現場近くにもレストランらしきものがなーーんにもありません。散々歩き回ったのですが、あるのはファーストフードみたいな屋台ばかり。そこには中国人がむらがっていたのですが、食べたゴミをポイポイその場に捨てるので、かなりひどい惨状です。さすがに現場で働く人はそんなことないですが、観光客はだめみたいです。

あ、ここには信号という観念もないです。五輪ロードみたいな幹線道路がまっすぐ走っていて、自動車もまあけっこう通るのですが、そこを赤信号でも平気で渡っています。ま、御堂筋を横切る感じでしょうか(まだ交通量は少ないですが)、大阪なら確実に死ぬと思います。ただここの信号、あきらかに短いんです。20秒しかないんですよ。渡れるかー!!

ともあれガイドブックも持っていなかったので、完全にあきらめてホテルにひとり帰ってきました(ホテルまではバスが出ている)。くやしいのでホテルのレストランにはいかずに部屋で持ってきた食料を食べながらこれを書いてます。ネットはビジネスセンターという部屋で1分1元で借りました。お兄さんが横で時間を計っています(笑)なんとかアナログモデムで繋がると部屋で出来るのですが、ちょっとまだうまくいきません。アテネはすんなりいったのに・・・。

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今日まではけっこう仕事も余裕だったのですが、明日からリハーサルが始まるので、大忙しになると思います。そのうちまた日記書くと思います。



【8/7ピンポン事件】
アナログ回線(つまり電話線)で接続することに成功!
これで回線は遅いですが、市内通話料金だけで済むはずです。

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昨日、日記にはみんなとはぐれたこと書きましたが、あれをアップしたあとちょっとしたハプニングに見舞われました。

あの後やっぱり小腹が空いていたので、ルームサービスで「ビーフサンドイッチ(60元)」を頼みました。しばらくすると部屋のチャイムがピンポン・・・ピンポン。ピンポン。ピンポン。ピンポン。ピンポン。ピンポン・・・いつまで鳴らすんじゃ!と部屋のドアを開けるとボーイが何か困った顔して立っていました。

部屋のチャイム、壊れたみたいでした。

ボーイは半笑いで首をかしげ、ボクは「ええ〜っ」と日本語で驚き。2人してあちこち操作してみましたが一向に鳴りやみません。とにかく代金を払ってもう一回調べてみましたが、全く鳴りやむ気配なし。ボーイはニコニコ(それもどうかと思うが)自分の仕事をまっとうして帰って行きました。日本のホテルならすぐにフロントに連絡がいくと思いますが、どう考えてもちょっとかわいい感じの半笑いのボーイがそれをするとは思えず、急いでフロントに電話・・・したんですが出ないので直接フロントに出向きました。

フロントにいた女の子に「マイ・ルーム、ベル、ピンポン。ピンポン。ピンポン。ピンポン」というと、一発で分かったようで笑われました(なんでやねん)。でもすぐに何処か(たぶんメンテの人)へ内線してくれました。するとそこへ今度は男性がやってきて「どうした?」と聞くので、「マイ・ルーム、ベル、クラッシュ」というと「ノー・ワーク?」というので「ちゃう!」と答えると、まさかという顔して「オールウェイ・ワーク?」と聞くので「イエス!」と答えると、やっぱり笑われました(アカンやろ)。まあボクも笑いながら言ったのでしようがないですが。

すぐに手配してくれと頼んで部屋に戻ると、すぐに英語の通訳の女性とメンテナンス係が2人、部屋にやってきました(当然まだビーフサンドイッチは一口も食べられず)。通訳の女性はピンポンループを聞いてやっぱりちょっと笑っています。ただメンテの2人はさすがに神妙な顔して調べ始めました。すぐにメンテの人が壁のコンセントに差していたPowerBookの電源を抜けというので、何をするのかと思って言われたとおりにすると、いきなり部屋のブレーカーをがつんと落としました。当たり前ですがピンポンはストップ。なるほどこれから配線を調べるのだな、と思っていたらすぐにブレーカーを上げて終了(ええー)。

まあ何度かテストはしてくれましたが。

3人が帰った後、やっと食べられると思ってサンドイッチをよくみたら、挟まれていたのは分厚いハムでした。

『ビーフちゃうやん・・・』


念のためメニューにサンドイッチは一種類しかありません。「牛肉三明治 beef Sandwich」と書いてありました。まああれです「見解の相違」というやつですね(泣)

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2008年07月25日

引っ越しと北京と

 いよいよ花園大学の公開講座が今週末となりました。らいよんチャンネル制作の話を中心に、いままでの仕事や活動のことも話す予定なのでぜひお立ち寄りください。

 前にも書いたとおり、ANCHOVYは引っ越しました。場所は大阪市北区の浮田町というところです。小さなビルなのですが、いつも仕事でお世話になっている(有)ピースリーピースと共有させてもらっています。1階がギャラリーにも使えるスペース、2階は応接室兼娯楽室(笑)、3階がピースリーピースの事務所とデザイナーの仕事場、4階はANCHOVYと公開講座でもご一緒するCOCOAさんの仕事場になっています。まだ全然片付いていなくて差し当たって作業が出来るようにしてあるだけですが、いままで自宅兼事務所だったので環境が変わってなかなか新鮮です。案内もまだ作っていなくてちゃんとしたお知らせになっていませんが、北京から帰ってきたらきちんと作るつもりです・・・そう、北京に行くのです。

 アテネオリンピックに続いて北京オリンピックにも中継スタッフとして行くことになりました。といっても半年以上前から決まっていたんですが。前回と同じく体操中継のスローモーションオペレートをやります。オリンピックは世界中の中継スタッフが競技を分けて担当し、世界に配信します。日本は3年か4年連続で体操・新体操・トランポリンを担当しているそうです。CGの仕事を始める前に僕はテレビ制作会社の編集部にいて、中継の仕事もしていました。そのときに東京世界陸上や広島アジア大会などの大きな大会経験があるのと、NHK杯や鯖江世界大会などの体操中継経験が縁で前回のアテネに行ったのですが、引き続き北京もということで、このまま日本が体操担当のままなら4年後のロンドンもということになるかもしれません(あくまでも妄想ですが)。ああロンドン行ってみたい。

 8月4日に出発し16日に帰国します。本番は12日〜15日です。12〜13日が団体、14〜15日が個人競技です。現地で変更があるかもしれませんが、僕の担当は「床」の予定です。アテネでは男子体操が団体総合で28年ぶりの金メダルを獲得し、中継スタッフもものすごく盛り上がりました。がんばった甲斐あって、アテネでの体操中継はIOC(国際オリンピック委員会)の映像製作コンテストで金賞を受賞したのですよ。すごいでしょムフフ。今回もがんばろう。失敗しませんように・・・。中継見てくださいね。NHKですよ。


posted by HASEISH at 00:27| Comment(0) | TrackBack(0) | ANCHOVY WORK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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